過度の食事制限
やってはいけないダイエットには過度の食事制限があります。食事の量を過度に減らし過ぎると脳の唯一の栄養源であるブドウ糖が不足することになり、脳は筋肉を分解してブドウ糖を作り出そうとします。同時にタンパク質も不足することになるので、さらに筋肉は萎縮してしまいます。
筋肉は基礎代謝量の大半を占めています。その筋肉が縮小したり減少したりすれば基礎代謝は大幅に低下して脂肪が付きやすく、減らしにくい体質へと変化します。また、極端に肉や油の摂取を制限してしまうと、体内では作られない必須脂肪酸も不足することになり、健康を損ねる原因にもなります。肉類の制限は食欲を抑制する働きのあるトリプトファンや脂肪酸の運搬に必要なL-カルニチンの不足も招きます。
このようにブドウ糖のみならず、身体にとって必要な栄養素のどれが欠けても身体は飢餓状態に陥ります。これはビタミンやミネラルの不足でも同じことが言えます。どれが一つ欠けてもホメオスタシスが発令されて身体が省エネルギーモードになります。人間の身体は急激な変化に対応できません。無理な食事制限をすることで女性なら生理が止まったり、基礎代謝量の低下により自律神経の失調を招いたりします。
また、脳は危機感を感じて食欲を旺盛にしようと努めます。ここでダイエットを挫折するようなことになると猛烈な食欲が押し寄せ、ダイエットを始める前よりもさらに体重が増えてしまうことになります。健康的にダイエットを行うためには必ず1日に1200〜1400kcalのカロリーを摂取するようにして下さい。