カロリー不足の弊害

摂取カロリーが極端に少なくなると、身体に様々な弊害を及ぼします。糖質が不足すると脳へのブドウ糖の供給が不足し、タンパク質が不足すると筋肉や骨が作られなくなります。

この他にも内臓や血管、ホルモン、酵素などの産生にも大きな支障を及ぼします。人間が健康に生きていくためには栄養バランスの良い食事が必要なのです。人間の身体は脳が司っています。その脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖です。

このブドウ糖が不足すると脳は正常に機能しなくなり、それに伴って身体も至るところで異常を起こしてしまいます。1日に脳に必要なブドウ糖は120グラムであると言われています。他にも赤血球などがブドウ糖を必要とするので最低180グラムは摂らなければなりません。

しかし、たくさん摂っても余ったブドウ糖は脂肪に変換されてしまい、一度置き換わると二度とブドウ糖には戻りません。つまり、毎日必要量を補給することが大切になるわけです。このため炭水化物を極端に減らすダイエットや1日2食の生活を送ると、とたんに糖質が不足してしまいます。

つまり脳が飢餓状態に陥ることになるのです。脳は生命維持のためにも活動を停止することはできません。どこからかブドウ糖を作り出さなければならないのです。肝臓に貯蔵された糖質を使い果たしてしまうと、筋肉を分解してアミノ酸にします。

そしてそれを肝臓でブドウ糖に作り替えて血糖値を上げる働きをします。食べないダイエットを続けると、こうして筋肉が分解されて筋肉量が減り、基礎代謝も減少するという悪循環に陥ることになるのです。