ダイエットと基礎代謝の関係
健康は、エネルギー代謝と新陳代謝が繰り返されることで保たれています。エネルギー代謝とは、食事などで摂った栄養素と呼吸で得た酸素を反応させてエネルギー源を作ることです。
新陳代謝とは、食物から得た栄養素を原料にして新しく細胞を作ることを言います。人間の身体のすべての細胞がこの新陳代謝を繰り返しています。しかし、必要な栄養素が得られなくなると、エネルギー代謝も満足に行われなくなります。
こうなると身体はエネルギー不足に陥り、疲れやすくなったり、集中力や思考力、判断力も低下したりします。また、新陳代謝も十分に行われなくなり、筋肉量が減少したり、骨がもろくなったり、肌が荒れたりします。
これらはすべて基礎代謝量が基準となっています。基礎代謝とは身体を安静にした状態で、心臓や肝臓などの内臓や脳が機能するために必要な最低限のカロリー消費量のことです。若い女性なら1日1200kcal前後がこれにあたり、年配の女性なら1100kcal程度になります。
つまり、1日の摂取カロリーは基礎代謝量を少し超えるぐらいは必要となるのです。そうすることで身体が飢餓状態に陥ることを防ぐことができます。細かいカロリー計算は苦手と言う人でも腹八分の食事を心がけるだけで、自然と基礎代謝以上のカロリーを摂取でき、またそれが食べ過ぎを防ぐことにもなります。基礎代謝量には個人差がありますが、自分の食欲に素直に向き合い、腹八分を目安にすることでダイエットの効果は上がると言えます。