肥満のリスク

肥満は成人病や生活習慣病など様々な健康障害の原因ともなります。肥満とは、「正常な状態に比べて体脂肪が過剰に蓄積した状態」のことを言います。肥満状況はBMIによって診断することができます。

BMIの計算方法は体重(kg)÷身長(m)×身長(m)です。数値が19.8未満は痩せ体型、19.8〜24.2は標準体型、24.2〜25.0未満はやや肥満体型、25.0以上は肥満体型となります。実はBMIが標準値であったとしても肥満ではないとは言い切れません。確実に肥満度を知るためには体脂肪率を知る必要があります。

体重が少なくても脂肪の割合が多い場合は肥満となり、体重が多くても脂肪の割合が少ないと肥満にはなりません。一度ご自身の体脂肪率を測ってみることをお勧めします。肥満のリスクとして、まず「心臓への負担」が挙げられます。身体に脂肪が蓄積されることで身体が大きくなり、毛細血管もその分伸びることになります。

そうなると心臓はたくさん血液を送らなければならず、その分心臓に負担がかかってしまうのです。肥満の人の場合、心臓病の死亡率は普通体型の人よりも1.5倍も高くなります。次に「膝や腰への負担」があります。肥満体型になると歩くだけで膝に体重の2〜3倍の負荷がかかります。肥満は膝関節症や腰痛の原因にもなるのです。

また、肥満になると首周りに脂肪がついて気道が狭くなり「睡眠時無呼吸症候群」を発症することがあります。そして高血糖や高血圧などの様々な生活習慣病を引き起こし「メタボリックシンドローム」の原因にもなるのです。